議員と議論は女性に限る?  小笠原登(ハンセン病差別と闘った医師)  片山さつき・高市早苗・丸川珠代  百田尚樹  牧野富太郎

余裕でブログを更新しているように見えるかしれないけれど、テレビを見〈ながら〉の記述なんだナ。
先ほどはETV特集の「ハンセン病隔離にあらがった医師」を見て、一貫して強力に患者の立場で闘い抜いた小笠原登という敬すべき人の存在を知った。
舛添痴事や安倍晋三首領(悪党の)のように軽蔑の対象にしかならないニンゲンばかりじゃない、ということを知ると救われる思いだ。

今はふだんは見ない「朝まで生テレビ!」を見ながら書いているところ(途中でチョッと「村マヨ」を覗いたけど)。
テーマも待機児童問題で関心は無いけど、無いからこそ自分に強いている次第。
今日見ていられるのは、10名全員が女性の議論だからでもある。
男が多いと生産的な議論ができるモノが少ないので、聞いていられない。
百田尚樹レベルの右翼的単細胞が、厚切りジェイソン並みの不快な大声で叫んでいるのは何よりも耐え難い。
その点、女性だけだと百田並みのオバカはいても、大声で相手も封じようとはしないから議論は進むので聴いていられる。
自民党員もいたけれど、片山さつき高市早苗丸川珠代ではないから議論に参加できている。
片山・高市・丸川などは何度も言ってきたように男と全く変わらない、女性である必要がまるでない(高市に至っては安倍や麻生太郎並みの学歴詐称まで男並みにしたとか)。
自分で考えることを放棄して自民党の主張をコピーして発言するだけで低能そのもの、片山はコピーを読むだけで済ませて非難され謝罪会見をしたけれど、得意の土下座をしなかったナ。
自民党に出演を打診したら高階恵美子という人を出してきたとそうだけれど、片山たちを出さなかったのは賢明な判断だったというところ(橋本聖子ならもっと良かったけど)。
民進党からは山尾志桜里という人が出ているけれど、これはMCの田原総一朗が高評価しているくらいシッカリした発言をしているのでビックリ。
ともあれ(と結論を急いで寝よう)女性に任せておけば生産的な議論ができるだけでなく、平和な世界に近づくのは間違いない。
ギリシアの昔、アリストファネスが「女の平和」を書いて警告したように、戦争したがる男を抑えるのが女だからだ。
女性でも安倍晋三石原慎太郎百田尚樹のように戦争好きなのもいるけれど、パーセンテージは低いはず。
国会から市町村まで全ての議員を女性にすれば、平和で弱者も生きやすい日本になるだろう。
ISを含めて各国でも全員女性議員にしたら、世界も平和になるだろう。

じゃあ男は何をしたらいいのか?
趣味・研究の道に打ち込むのが一番。
モデルは牧野富太郎、日本の植物学を大成させた学者。
今ブームのようで、朝日新聞でも取り上げている(4月25日)。
今のカネにして1億円ほどの借金もあったようだけれど、研究を続けることができたのは周囲・社会が彼のような存在を許容していたからだという。
昭和天皇も生物学だけに打ち込み、軍部につられて領土的な色気など出さなければ日本は多大な戦死者を出さずにすんだろう。
なぜ牧野かというと、イチローの中学時代に唯一読んだ本は牧野の伝記だから。
魚取りと蝶採集と音楽鑑賞ばかりで、本などほとんど読まなかったから文学オンチそのものだった。
牧野の伝記で忘れられないエピソードで、気持を平和にして閉じたい。
採集旅行先の民家で夜大便をしに行ったら、家とは別にトイレは外にあったので、真っ暗な中で足探りしつつ大股開いて用を足したそうだ。
それにしても大きな穴のトイレだと感心して翌朝見たら、ごくフツーの大きさだったので不審に思って考えた。
要するに横にまたぐべきところを縦にまたいだので、大きなトイレだと勘違いしたという(ホントとは思えない)クサイ話。
趣味・研究に打ち込んでいるとフツーの判断力が鈍るのは致し方ない。