予定を変更してチョッと呑み  日ハム日本一

日本シリーズが気になっているので呑み部は中止のつもりでいたけれど、ボク以上に酒好きのミチルちゃんが「浦霞 禅」と佃煮のツマミを差し入れてくれたのでつい長居をしてしまった。
野球中継までには時間があったので、ナオさんまで「一緒に呑めますネ」などと嬉しそうに言ってくれたので、すぐに帰宅という方針を転換せざるをえなかった。
ミチルちゃんを含めて釣り部後の呑み部とはメンバーが異なるので、別の楽しさがあって誘われれば断る気持にはなれない。
(釣りや)ゼミの議論を通して共有された充実感を味わいながら飲食を共にするのは、ジンセイでこの上ない喜びだ。
驚いたのは前回差し入れたもらった桐原書店・ハマちゃんとナオさんの日本酒が少しずつ残っていたこと、昭和ゼミの後輩たちが呑んでくれればと思いながら毎回置いて帰るのだけれど、今どきの学生はあまり呑まなくなっているそうで隔世の感あり。
ボク等の学生時代のみならず、ボクの在職中の学生諸君はよく呑んだものだから、今の学生たちが呑まなくなったと聞いても信じ難い気もする。
もちろん呑んで教員や仲間に迷惑をかけることがなくなるのは歓迎すべきことではあるものの、覇気を感じさせなくなるとチョッと淋しい。
佃煮だけでなく、ゼミの菓子の残りやヒッキー研究室からのつまみ類を並べて、レポのエトワール君持参のビールも頂戴した(レポは気を使うナ、とは伝えてあるけれど)。
控えめにではあるものの楽しく呑み途中で帰らせてもらったが、自家でテレビをみたら日ハムがリードしていたのでチョッとだけ安心。
でも案の定同点にされた時は、今日の胴上げは難しいナと感じた。
幸い広島の救援陣が崩れてくれたので勝てたけれど、今日(31日)の新聞のスポーツ欄記事の通りで栗山監督の早めの仕掛けが効を奏したということだろう。
広島・緒方監督も自認するように、後手後手となった采配が敗因ではある。
それにしても毎試合これほど素晴らしく見応えのあるシリーズは記憶に無い。
終るまでどちらが勝つか予見できない試合ばかりだった。
日本一になるのもどちらか最後まで確信が持てない展開で、日ハムは負けても2敗までだろうというボクの予想(期待)は数字上では中ったけれど、内容から言えばミゴトに外れてしまった。
広島は想定外に強かった! シーズン中の粘り強さを忘れていたので甘く見ていたのは反省、各選手が黒田効果で生まれ変わっていたからナ。
黒田だけでなく、日ハムで今シーズン限り引退を表明した武田勝の「オレのために勝て」というメッセージ効果も忘れ難い。
カンゲキしたのはマサルが毎試合、練習のためのバッティング投手を買って出て務めたと聞いた時、言葉だけじゃなかったンだネ。

2日続きのゼミも終ったこともあるけど、日本シリーズが終ってしまったら脱力感に囚われている感じ。
広島在住のケンキューカチョー(お友達の樫原修クン)が毎年律儀に送ってくれる「買うに買えない」マツタケの収穫を頂戴しながら、昨夜11時過ぎに独り祝杯に酔った反動もあるのかな。
とりあえずは今日締め切りの太宰原稿に励むよう、自分に気合を入れよう、まだ半分くらいしか書けてないし。