石井正己(の酔言の真意)  道鏡のP

先日の記事で東京学芸大学のゲス教員について記した際に、信頼できる人もいる例として石井正己さんの名を出したけれど、引用した彼の発言が正確でなかっただけでなく趣意も十分書けなかった(書きながら見ていた歴史番組が終ってしまったため)ので訂正しておきたい。
ベンゾーさん(石井さんは若い頃は毛髪が立っていて「キテレツ大百科」のベンゾーさんに似ていた)が酔余の勢いで言ったのは、「学長になってもいい」という程度だったのに「なりたい」と記してしまったので、ご本人の気持とはズレていたかもしれない(その後は会ってないので未確認)。
ただボクの気持としては、デグチャン学長の後はマナブちゃん(大石学さん)が最適かと思っていたものの、石井さんにその気があるならベンゾー学長も信頼できて学大のためになると大いに期待したい。
石井さんは学生間の評価も高いので、教員向けに授業のやり方をレクチャーをしたほどの教育者。
のみならず研究者としては、柳田国男の専門家として世界を代表する人であり、柳田関係の著書のみならず10冊を超える書を刊行している著名人。
石井さんの活躍の場は日本を超えて韓国や台湾などを頻繁に訪れたり、それらの国の研究者との交流や共同研究も継続している国際派学者。
ボクが指導した院生が韓国で日本語教員を長らく勤めているのだけれど、石井さんは韓国に講演しに行った際にこの修了生と知り合ったら、その後も細かい指導を続けていてくれたので先般3人で呑んだ次第。
幸いもう定年でいなくなった渡邉健治というゲスの典型がいたけれど、ヤツがワッシー学長の尻馬に乗って副学長になったらムヤミに事務官に威張り散らして1期でクビになった頃、ベンゾーさんがその態度を批判していたので石井正己は信頼できると感じたのを忘れない。
研究・教育に打ち込んでいるのもけっこうだけれど、石井正己を学長にという動きが出たら拒絶しないで欲しいものだ。

@ 今はBS-TBSの「にっぽん! 歴史鑑定」が道鏡を特集しているのを見ているのだけれど(安吾も小説にしているので)、道鏡のペニスが巨大だという伝説は強く生き続けているようで、手塚治虫がすきだったオサムシの1種でペニスが巨大でドウキョウオサムシというのがいるそうで、その映像も映し出されていた。
しかし甲虫類のオスのペニスは本体の半分くらいの長さにもなるのもいて、昆虫写真家某氏(名を失念)の写真集にもハッキリ写されているからご覧下さい(自家のどこかにあるけど所在不明)。
その甲虫の写真には、フランス文学者・奥本大三郎が「英雄色を好む」というコメントを付していたと記憶する。
そういえばこの写真集は奥本さんから頂いたものだった。