【見る】スイッチ・インタビュー  奥田瑛二  土居(土井)吉晴  宮根誠司アナ

Eテレ(土曜夜10時~、再放送金曜夜0時~)のスイッチ・インタビューという番組をご存知だろうか? 2人のそれぞれの専門に合わせて1時間を半分ずつ話し合うのだけれど、関心のある人が出るとメチャ面白い。だいぶ以前には中野信子さんが出た時は、一部録画が残っているほど楽しんだネ。相手はプロの飛行機乗り(独りで小型セスナで技巧を競う)だったけど、脳科学者としての発言も興味深かったナ。

昨夜(23日)は俳優の奥田瑛二が出ていたけど、映画監督としても海外で受賞したりして認められているとは意外だったネ。北野武の成功に刺激されてか、ダウンタウンの松本を含め、才能もないのにショウモナイ映画を撮りたがるタレントも少なくないようだけど、奥田瑛二は例外らしい。親が実子を虐待する映画も撮って評価されたそうだけど、最近の事件を思わせて文字通り先撮りしているわけだもンね。

2人の娘も映画監督や役者として評価されているそうだけど、その点では教育も成功したと言えるのかな。

 

2週間ほど前だったかの「スイッチ」には、料理研究家の土居(土井?)善晴が服飾デザイナーの原由美子という人と出ていたけど、こちらは不快感が先だってしまったネ。土井という男は相手の発言が終らないうちにしゃべり出す、ということのくり返しでゼミの最中なら厳重注意をするところだナ。相手の原さんが遠慮がちな大人しい人であるのに付け込んで、相手を理解する姿勢を見せることなく、自分の意見ばかりを主張したがる典型的なダメ人間。

 

この手の人間は少なくないけど、アナウンサーでは「情報らいぶ・ミヤネ屋」の宮根誠司という男がその代表。ゲストの発言を途中で止めてしゃべり出すことのくり返しで、不愉快になる。ゲストがボケていてグズグズ言っている場合ならともかく(確かに見識のあるゲストは出ないけど)、必ずしもそうでもないのにすぐ自分でしゃべりたがるのは「悪いクセ」だヨ、まったく。ゼミの場の態度なら、完全に「アウト!」だネ。