教員のセクハラは早稲田の専売かと思っていたけれど、早稲田でセクハラを競っていた２人の「高橋」の名前が学会名簿かそろって消えた今、都内の別の私立大学に教員のセクハラが伝染していると伝わってきた。『シドクⅡ』を贈った礼状に、学内のセクハラから自分の女子学生を守るのに忙しく、読んでるヒマがないとボヤいている人がいた。大学名を記すとその人に迷惑がかかるので隠すけど、《ハラスメントを「する」側が１人から２人、さらに３人と地位の高い者》へと連鎖していく相手と闘っているとのこと。あまり「闘う」というイメージの湧かない人ながら、それでも学生のためにガンバッテいるそうだからエライね。
先般の出版記念の講演の前振りで、懐かしい学大のセクハラ爺だったクレイ爺の話をしたところ、その後に寄せられた感想にクレイ爺のアカハラぶりがたくさん寄せられてので、ホントに害悪ばかりで何のプラスも残さなかったジジイだと判明。学界でもワケの分からんことを言ってるので知られていたらしいのを、授業でも問答無用で話しつつ質問も受けないので、単位を取るのがタイヘンだったとかいう苦情ばかり。昭和文学ゼミのメンバーだった男子学生が、研究室で「あのキチガイが！」と怒っていたことがあったけど、誰のことを憤っているのかがすぐに分かったものの、その時はスルーしていたナ、申し訳なかったけど。教員が他の教員をいたずらに追及するのもマズイなと思っていたものだから。そもそも授業内容では追及できないからネ。
でもセクハラなら追及しやすいし、何よりも学生を守らなければね。○○さんにはことのほかガンバッて闘ってもらいたいネ。
