先日久しぶりに朝日新聞に上野千鶴子の人生相談が載った。楽しみにしている記事なのに出番が無かったから、最近新たに若い書き手が担当することが目立っていたので交代したのかと残念な思いでもあったくらいだネ。前にも書いたけど、上野の人生相談はお得意のフェミニズムのイデオロギーにこだわらずに、柔軟にかつ的確に応対するのｄいつも感心させられるヨ。教員やっていることもあって昔からいろいろな相談を受けるので、上野の助言は素晴らしいと思うネ。東大の卒業式の挨拶が評判だったけど、フェミニズム的建て前の主張だったようで、上野でなくてもできる話だったのじゃないかな。上野に比べると三輪明宏やカンサンジュ（姜尚中）の助言が実にツマラナイので、全く読まないのと対照的だ。
土曜夜のＥテレ「ＳＷＩＴＣＨインタビュー」の再放送に鴻上尚史が出ていて、演劇の話よりもずっと面白かったのはやはり人生相談だった。鴻上は朝日のアエラで人生相談をやっているそうで、まとめて本も出しているとのこと。相談の例を示してしたのを聞いていたら、「できるだけ具体的に応える」という方針のとおりで実に有益な助言だと感心したネ。鴻上の演劇は全然観たことないけど、人生相談ほど面白くないかもネ。
