【見る】北川景子のゴッホ案内番組  原田マハ  小林秀雄  高階秀爾

 昨夜はBS日テレで、北川景子ゴッホが生きたオランダやアルルなどの土地(ロンドンを除く)を訪れる番組をやっていたので、喜んで見たり・録画したりしたヨ。NHKの杉浦友紀アナのように胸がふくらんでないから、ユウ君にはウケない女性かもしれないけど、薄い胸も嫌いじゃないボクには顔だけでも満足。ユウ君以外の人には、再放送があったらおススメだネ。ただしゴッホを主人公にした小説を書いたという原田マハという作家(?)が北川と同行していたけど、見た目も言うこともオソマツだから要らなかったネ。「ここはセーヌ河に続く川だから、ゴッホは弟テオがいるパリを偲びながら自殺したのだ」、などという薄っぺらな思いつきをヌケヌケと言ってたネ。こんな奴に物語にされてしまうゴッホは可哀そうだヨ。

 このところ小林秀雄ゴッホの手紙」を再読し終えてから、高階秀爾ゴッホの眼』(青土社)を読んでいて小林の作品のツマラナさを痛感している。小林が捉えたゴッホという人物は伝わってくるものの、ゴッホの絵の素晴らしさが伝わってこないのだネ。やっぱり美術は高階秀爾・音楽は吉田秀和でなくちゃネ、文学以外では小林の出番は無いヨ。