【観る】マティス展  木島櫻谷展  「ぶらぶら美術館」  矢作はピンで活躍すべし  大塚国際美術館

 最近サボっていた「観る」コーナーね。とはいえ観に出かけたのではなく、たぶん一番話題になっているマティス展(都美術館)について言及しておけば、嫌いだから行かないヨという話。窓の作品はじめほとんどのマティス作品をイイと思ったことがないのだナ。唯一「ダンス」というのは素晴らしいと思ったけど、今回来日しているのかは不明。裸の人間が数人手をつなぎ合って輪になっているのだけど、そのバランスが見事だネ。マティスは色彩だと言われているようだけど、どの絵もその色彩がイヤだネ。この「ダンス」だけは人肌と背景のブルー(?)の少ない色彩も好感が持てるヨ。好きな人は観に行けばいいけど、ボクは行かないネ。

 

 先般紹介した木島櫻谷(このしまおうこく)展を昨日「ぶらぶら美術館」で取り上げていたヨ(泉屋博古館=センオクハクコカン東京)。想定以上に実力もあって名前も知られた日本画家らしいけど、水墨画はあまりイイとは思えなかったネ。ブログに書いた漱石がけなした作品は「寒月」というそうだけど、これと「駅路之春」というのは配色も構図も素晴らしい。こちらはマティスよりずっとおススメできるネ。

 このところこの番組は時間帯が変更されたこともあってあまり見なくなったけど、昨日もセンスのイイ美女・マリちゃん(高橋まり子)が出演してなかったのは淋しいかぎり。小木博明が低能なことを言って不愉快な気分になっても、マリちゃんを見るとガマンできたものだけど、いないと不快感が残るだけだネ。そもそも山田五郎と矢作は、根底から小木をバカにしきっているところも愉快じゃないネ。美術番組なので少しは息抜きのために小木を笑いものにしているのだろうけど、笑いは要らないのだから無理して小木を出すべきじゃないのだナ。

 才能豊かに活躍しているバカリズムはデビュー当時は2人で漫才やっていたけど売れないので(?)ピンになったそうだけど、矢作も小木とつるんで楽してないでピンになって自由に活躍すべきだろうネ。この番組のみならず車の番組でもやっているのは矢作であって、無知な小木は寄生虫のように引っ付いているだけなのだから早く切り離すべきだネ。ドランク・ドラゴンの塚地は無能で恥知らずな鈴木拓を切り捨てたのかどうか不明ながら、塚地のように単独で自由に活躍すべきだネ。

 

 朝日新聞の夕刊では、週一のペースで「私のイチオシ・コレクション」という記事が連載されていて、各美術館などの学芸員が勤務する館の紹介をしているのだけど、11日は大塚国際美術館だったのでビックリ喜んだヨ。何年か前に(三好師のご家族と)瀬戸内美術展に行った際に、単独で不便な所ながら電車でこの美術館へ行ったのだけど、断然観た甲斐があったネ。他の美術館では絶対に観ることができないものが再現されているので、死ぬ前に一度は行くべき所だネ。例えばバチカンのシスチーナ・ホールがそのままの大きさの空間で再現されているのだナ。絵画の方はタイルに原作を焼き付けて複製しているので違和感ないネ。実際にシスチーナ・ホールに行ったことのあるボクが言うのだからマチガイなし!

 瀬戸内方面へ行くことがあれば、絶対徳島県鳴門市の大塚国際美術館へ寄るべし!