多田さんと学大との関係を記し忘れた。奥さんの（川上）千里先生が今年から学大に赴任したこともあってか（ヒッキー先生が呼んだのか）、蔵人さんが非常勤で授業を担当したとこと。蔵人先生からのメールの感想では、鏡花を取り上げたのだけれど想定以上に学生のウケが良くて授業がやりやすかったそうだヨ。ボクが返信したのは、学大の学生はむかし山田有策先生が鏡花の専門家で授業で取り上げていたので、自主ゼミなども通して鏡花への関心がつながって残っているのかもということ。
それにしても文庫の解説のような内容の授業なら、とても充実していて学大の学生なら強く刺激されたことだろうネ。授業を聴いた人も聴けなかった人も、文庫をゲットしてレベルの高い解説を味わうと賢くなった気になれるヨ。卒業生（ヒグラシゼミの常連であるイー君はじめ鏡花研究者数人と親しくしてる）は山田先生の鏡花論との差異を楽しむとイイね。
