安吾テクストの両義性

 松本和也の後は押野武志という豪華リレーで安吾の「真珠」をやったのですが、やはり安吾はオモシロイけど難しいということを確認するようなゼミでした。押野論も昔の関谷論も「真珠」の両義性を指摘したのですが、レポも結局その枠から出られないツラサを語っていました。ツラサを感じるほどガンバッタということです。
 次は太宰「十二月八日」論です。