セクハラ・アカハラを撲滅するために

 これは「上×××特任教授の延長は<老害>のもと」の一部であったが、長くなったので別立てしたものである。

 上某の「不名誉教授」ぶりの連想で想起したのが我が「クレイ爺さん」であるが、この御仁の動向も案じられるので、ここに付して同僚と学生に警戒を促したい。先日、学生のウワサ話で≪春学期の試験でF評価を付けられた学生がクレイ爺さんの研究室に説明を求めに行ったがところ、「説明するから外に出よう」と言われたので出たら、学生が室外に出たとたん鍵をかけて締め出された。≫という。笑い話にも聞こえるが、クレイ爺さんならいかにもありそうなことで笑って済ますわけにはいかない。この御仁(ゴジンなら「誤人」と記した方が相応しい)は昔から学生(や同僚)との間で繰り返し問題を起こしてきた歴史があり、転出した元副学長にセクハラ事件をもみ消してもらったこともあるという。その後もセクハラ委員会に訴えられたこともあるというが、その際は召喚された場で女性委員に食ってかかり(?)、この委員に全治1週間の心的傷害を与えたと聞く(この「常ならぬ」誤人に女性委員が単独で対したとすれば無謀極まりない)。最近も留学生を遠距離の住まいに呼び付けてのセクハラやアカハラが露見し(委員経験者によれば、クビに価する事例という)、当該講座主任から注意を受けたと聞いている。
 今回の苦情学生の締め出しというウワサが事実なら(忙しすぎて未確認)、主任からの注意も全く効果が無く、これまでに犯したセクハラ・アカハラ同様に誤人は全く反省していないということであろう。ということは、性懲りも無く今後もセクハラ・アカハラが繰り返される恐れが多大であるということであり、見逃したら大変だという注意を喚起しておきたい。セクハラは不治の病のようでもあり、アカハラも含めて当該講座に任せておいては根本的な解決にはならないものと推察される(自浄能力の欠落はここでも同じで、犠牲者はいつも学生)。
 ついでながら付記しておくが、非対称な力関係に置かれている学生の授業評価は極めて大事なものであり、これが学大では多くの教員の協力を得ているという報告は嬉しい限りである。FD委員会の努力を「評価」したいが、問題はアンケートを実施しない教員の場合である。悪評ばかりで休講も多いクレイ爺さんも恐らく拒絶しているものと察せられが、授業中だけで実施する形に限定することなく、アンケートをしない教員の場合は個別に書き込める形を工夫すべきであろう。人間には(大学教員はプライドが高すぎるので殊に)自己が相対化される契機が絶対に必要であるという意味で、授業評価は徹底すべきである。