昭和ゼミはスゴイ!

土日に近代文学会の春季大会に参加して、面白い発表と議論を聴いてきた。
さすがにレベルの高い発表と議論だったが、ミンナ文学と議論が好きだなぁ、という感を強く抱いた。
二日間内容の濃い議論を聴いた後で昭和ゼミの発表と議論を聴いたが、その熱意と意欲は学会に劣らぬものだった。
中島敦木乃伊」のような、あまり議論しようのないテクストであれだけ盛り上がれるのだから、昭和ゼミのレベルは高いと自慢したくなるというもの。
レジュメに議論を挑発する力があったせいもあるけど、予想を超えて盛り上がっていたのは改めてオドロキ。
アフターで焼き魚を用意してみたのだが、これも予想を超えて評判だったのでまた買ってこよう。
チーズもマッチン(自称前世はネズミ)をはじめ好きものが多かったのもオドロキ。
中村ワインはそこそこ呑めてイイ気分。
来週も最後の1本を開けます。作品は武者小路実篤「飛田(ひだ)先生」。
武者をやるのは初めてか、2度目程度。
これで盛り上がれれば武者の再評価に繋がるかも?