小林幸夫は面白い

今年から「研究法」もブログで連絡することにした。
短編小説に関するレベルの高い論文を緻密に読んで行き、卒論を書く能力を高める。
今日が最初で、例年通りに小林幸夫の「網走まで」論から始めた。
学部3年生には難しいだろうけど、入りやすくて得るところが多い論文。
「2」の高橋英夫の志賀論の画期性から身体論の話に入ったところで時間きれ。
ホールの「かくれた次元」を忘れたので、その口絵写真の<バブル>の面白さを伝えられなかったのはザンネン(来週!)。
次回は再来週で、身体論を詳しく説明するところから始める。
(補記)テクスト・ターム(ワード)・サルトルの<全体性>等について言及せざるをえない流れになるところは、今までの3年生とは異なる点を面白がっている。