次回から志賀直哉

安岡最後は「悪い仲間」。
代表作の割には先行研究が殆ど無いそうでしたが、やってみて解ったような気がしました。
テクストが整序化されすぎていて、問題を見出しにくいせいのようです。
真面目で意欲的な二人のレポが苦労したのがレジュメに出ていました。
フツーに冒頭のニキビが消え始めた「僕」が、末尾で隅田川(境界)を超えて成長して行く(大人の論理を受け入れていく)物語と単純に読んでいたので、レポが四苦八苦していたのが不思議でした。
来週のテキスト「濠端の住まい」は6階の資料室にあります。