学大生(東京学芸大学生)は素晴らしい!

現執行部に対する評価は暫く見送って様子を見ることにしても、学大の学生の<人間>の良さには時々感心させられる。
教育学部特有の人の好さなのかもしれないが、大仰に言えば全国でもトップクラスかもしれない。
普段から誰でも(ダメ教員でも)授業ができる点も素晴らしいと感じているが、今度感じたのは別のこと。
先週、昨年被災騒ぎの中で延期されたままの卒業生の謝恩会が催されて、それ自体にビックリしたが、意外にも参加者がたくさんいたのにも驚いた。
全国区の大学なので卒業後は地方に散って行くのだが、1年も経っているのに多くが集まって楽しんだ。
「今さらやらなくてもいいのに」と思わないではないものの、意気に感じて忙中にも拘らず都心まで出かけた。
結果は飲みすぎて(?)帰りは高尾まで乗り過ごしてしまった。
上りに乗り換えたら、今度は小金井まで乗り過ごすというオマケ付き。

今日(22日)はレポートの締め切り日にしたので大学に来たが(10時過ぎに来たのが最後)、宮城の被災地からの帰りという学生もパソコン故障という理由で手ぶらで来室。
演習中にボーっとした感じの学生なので、ボランティア行為をするのは意外だったものの、これも意気に感じてレポート提出期限を延ばした。
被災地と言えば、「自主ゼミの春合宿は被災地にカネを落としに行ったら」と伝えておいたら、これも宮城(松島)に行くことになった。
私のトシになると何時死んでもいいものの、これからという学生に地震が続く被災地に誘うのは気が引けるが、意気に感じたか参加予定者は卒業生にも及ぶのが嬉しい。
学大生ならではなのか、今どきの学生のフツーの反応なのかは断言できないものの、日頃の付き合いから学大生の良さと解釈しておきたい。
これだけ褒めたのだから、4階までならエレベーターなんか乗るんじゃねェゾ! 電気を使ってるんだから。