二葉亭は切れる!

明治期の評論を読み始めたけれど、皆が予想以上に苦労している模様。
補足しなければならないことがたくさんある。
それでもレポを始め、参加者がそれなりに健闘したお蔭で、意外に時間がかからなかった。
それにしても二葉亭は時代を抜きん出ていたのが、この「小説総論」にも明らか。
でもいきなり「浮雲」に理論の実践を読み込もうとしたレポは大胆過ぎ。
政治でも社会でも、理論と実践の間には深い溝があるのが常。
浮雲」は「小説総論」の達成とは直接関係なく、それ自体としてスゴイ。
次回は「小説神髄」(抄)