横光利一の「蠅」です  教室はN206に変更

50人超という理想的な人数の割には教室が広かったので、全員が集中できるように丁度いい広さの教室に移った。
試験の際には次のコマまで解答時間を延長するので、5時限も使える教室が空いていてホントに良かった。
さて「夏の靴」を終りにするために、ボクの方から当座の結論を急いでしまった。
先行研究が見落としている短文連鎖のリズムが、物語内容(この場合は歩行のリズム)に呼応しているところを味わって欲しい。
と言ってしまったが、この作品は火曜4時限の2年生の演習で来週取り上げることになったので、多くを言えないハメになった。
「蠅」にはいったが、多くの受講生が<映画的>な小説だということは察知できたようだ。
語り(手)の問題を、「夏の靴」と比較しながら考えてみるというのが宿題。
ジュネットの名も出る難しい話になると思うけど、大学生なら解るように説明する。