2012-11-07 堀辰雄と高見順の発表 東京学芸大学学部2年生演習(終期第5限) 今どき堀辰雄を選ぶところにセンスがある、と言っていいかも。 といってもアプローチしにくかったであろうことが伝わってくる両レジュメだったが、已むをえない(けどエライ)。 最初の発表としては、健闘ぶりを賞賛できるものだった。 高見順も同上のことが言えるが、共にテクストの迫力を受け止め得た感じのレジュメで良かったが、やはり論じにくさも伝わってきたのは、サッコ君のレジュメが挫折したままのものだったところによく表れている。次回は中島敦「文字禍」。