11月30日から川端康成

田村俊子の最後のゼミ作品「生血」を、ニノミ君が面白く論じてくれた。
処女喪失の心理を追ったテクストという珍しさだったが、ジュネットの言う焦点化のどれに当たるかでも議論が盛り上がったものの、欧米の理論を日本文学に当てはめる困難が明るみに出た感じ。
今週から川端に入るが、関心のある人で参加希望の場合、どなたでも関谷まで連絡下さい。
30日は「浅草日記」で、キム君のテキストは28日に6階資料室に届けるつもり(欠席すると授業中に配布できないのでメンドー)。
12月7日は「父」、14日は「今日の扉」。