ヒグラシ感想  ハルチン皇太后

平日にも拘らず10名を超える人数が集まり、濃い発表に基づいて熱い議論ができた。
凄いメンバーだ。
直後に複数のメンバーから、充実した時間が過ごせたという感想が届いたほど。
初めて読んだ木々高太郎フロイトに依拠したテキストだったせいか、予想以上に楽しく読めた。
発表は(これから提出する博論だからあまり言えないものの)テクストの矛盾の孕む可能性を追求した画期的なものであろうが、「脱構築」という言葉が万能な呪文のように響いてくるのが弱点だと感じたのは当方のボケのせいだろうか?
呑み部にはいきなりハルチン皇太后(毎回のようにご来臨されるヘイカがビビる先輩・二人とも古典文学が専門)が登場してビックリ!
退職間際の研究室の整理の際には、イチローが未練タップリに捨てられないレジュメ類を大胆に処分してくれた救世主として活躍してくれたものだったが、その後はプッツリと連絡が途絶えたままだった。
合宿の連絡にも返事が来なかったので心配していたものだが、だいぶ忙しそうではあるものの大した理由は無かった模様。

呑み部は来月帰国する謝さん(一橋大の中国人留学生)の送別会を兼ねた。
授業の時も、今回のゼミも難しいはずなのに、前向きに取り組んでいた姿勢には学ぶべきものが多いだろう。
ハルチンは呑む方では豪傑そのものだというせいでもないが、持参した一升瓶は程なく空き、ミチルちゃんの差し入れてくれた珍奇なビール「ギロチン」も呑み干してしまい(その頃はイチロー君はほぼ意識無し)、ミチルちゃんが急遽焼酎「一刻者」?などを仕入れてきてくれ、お蔭で翌日はまた二日酔い。
酒類と並行してお茶を飲み続けていたのに・・・
合宿でアッ君(バイトのため欠席)の父君から頂戴したホンモノのホタルイカ塩辛を皆で食したが、カンドー的な美味しさだった。
呑み過ぎもそのせいかもしれない。
前々日にモリタ(初期昭和ゼミ員の女性)から贈られたキャンティ(赤ワイン)を呑んだばかりのせいかも。
その二日前には、チカちゃんから贈られた3本の4合ビンのうちの1本を呑み始めたし。
呑んでばかりいるように見えるかもしれないけれど、昨夜は桐原のコラム原稿の初稿を一気に書き上げたのだヨ。
@ オイルポットをミチルちゃんが引き取ってくれたのは助かった。

次回は9月27日を予定しているが、学大国語講座の引っ越しの絡みで確定的なことは言えない。
発表者は学大連合大学院(博士課程)のツワモノ(横国大所属)に決定しているが、月に一度に限定しているわけではないので、発表希望があればイチローまで連絡されたし。