11日今期最後は、来学期の作家決めと打ち上げ、集まれ!

ゼミ加入予定者も参加して、来期に自分が取り上げてもらいたい作家を頑強に主張すること!
加入予定なら、8月5〜7日の夏合宿にも参加してゼミの雰囲気に馴染んでおくといい、一夜はゼミもやるし。

前回は檀一雄「樹々を匍う魚」で難しいテクスト、よく選んだものだ。
皆も読むのに苦労しただろうけど、レポの3人が意外に奮闘して苦心の成果を見せたので感心した。
そもそも昭和10年代の檀の文学活動を理解していないと、すご〜く分かりにくいテクストなのだから、難解だったという感想が多かったのも当然。
昭和10年に創刊された『日本浪漫派』特有の傾向が強く表れたテクストで、それが珍しくヒロイン(いつもは作家の分身である男)に形象化されているのが特色。
詳しくはゼミの時に話したので省略。