安吾「霓博士の廃頽」

昔、読みかけて挫折した作品、ファルスなのに(?)それ程ツマラナイという印象。
よくもこんなテクストを選んだものだ、と思ったけど、レポが二人ともキチンを自分の読みを出しているのには驚き。
サットマンは卒論で安吾を選んだのだから結果を出したのも当然かもしれないが、1年生のユウちゃんは名前のとおりに優秀なヒトで、リッパに読みを作っていた。
春学期の概論で、「藪の中」を不確実性理論を援用したイチロー先生と同様の読み方をしていたのを思い出し、改めてユウしゅうなユウちゃんを見直したしだい。(負けるな、ユウ君!)
牧野信一ギリシャ物を読んでいれば、違った読みが出てくる可能性のある作品、個人的にはこれもオモシロイと思ったことがないけど。
それにしてもユウちゃんに限らず、今年の1年生はスゴイ! というのは多くの感想で述べられたとおり。
その一人、マンジュの誕生日をアフター(飲み会)で祝いました。
誕生祝いは久々だったので、そういえば去年まではよくやっていたなァ、と思い出したくらい。
ミンナ、自分の誕生日をゼミ長に教えておいた方がトクだよ。


(@ それにしても、ゼミ前には寝てから行ったのに、後半も意識がボーッとなってしまうほどの疲れを感じた。
せっかく学会参加と取り止めたのに、なぜ疲れを感じるのか? 
呑みも早めに中断してメール整理をし始めたのに、皆が帰ったらいつも通りパソコンの前で居眠りをいていた。
今日9日、血圧を測ってくれた主治医からも「いつもより目立って低いが、何かあったのか?」と聞かれたので、「眠い」と応えさせてもらった。
今日は確かに寝不足のまま来たので、先ほどもパソコンを前に小一時間眠ってしまった。
眠った後は至って元気で、こうして書けるのだけれど、、、集中して長時間の睡眠をとれないせいだろう。
どうでもいいことを書いているのも、やはり眠いせいかな?)