2013-06-10 17日は太宰の「春の盗賊」 東京学芸大学大学院授業(月曜3時限) 今日は江藤淳の「成熟と喪失」論。 この作品は吾ながらスゴク感心し、影響を受けた気のするもので、石原千秋氏も同様の感想を記していたのを思い出す。 樫原氏の論考も愉快で刺激的ながら、大塚英志や福田和也の江藤論も説得的で納得。 江藤の批評は単純で分かりやすいが、その分かりやすさが強みで説得力を持っている。 その思い込む力の強さは他を寄せ付けないレベルのもの。 トントン・斎藤の善戦が印象的だった。 次週は太宰。 学部生でも参加できるので、どうぞ!