17日は太宰の「春の盗賊」

今日は江藤淳の「成熟と喪失」論。
この作品は吾ながらスゴク感心し、影響を受けた気のするもので、石原千秋氏も同様の感想を記していたのを思い出す。
樫原氏の論考も愉快で刺激的ながら、大塚英志福田和也の江藤論も説得的で納得。
江藤の批評は単純で分かりやすいが、その分かりやすさが強みで説得力を持っている。
その思い込む力の強さは他を寄せ付けないレベルのもの。
トントン・斎藤の善戦が印象的だった。
次週は太宰。
学部生でも参加できるので、どうぞ!