田中優子  村松泰子・大竹美登利  林修  ホラン千秋  中野信子  西川史子

BSーTBSの木曜夜の「林修・世界の名著」はけっこう面白いということは記したと思う。
先週は田中優子さんの姿を久しぶりに見た感じだったけど、法政大の学長になって忙しいと見える。
江戸文学の専門家だけど、頭の切れる人だから専門外の発言でも賛同できることが多かったという感じだ。
総合大学では女性の学長は初だと言っていたけれど、田中さんと比べると同じ女性学長でも村松泰子元学大学長の頭の悪さと学内政治における無能さが際立ってくるというもの。
当時の大竹美登利副学長ともどもただのフェミニズムジェンダーだけの教員で、学生・卒業生からもフェミニズム・イヂオロギーを取ったら何も残らない教員だと評価されていたものだ。
その大竹の美登利とは偶然の符合だけれど、田中さんが取り上げた「名著」がヒロイン名が美登利の「たけくらべ」だった。
江戸とは地続きの初期明治文学だからよく理解できているのも当然と言えば当然ながら、「たけくらべ」についての先行研究もよく消化されていてその上で私見も重ねていた(私見自体は平凡だった)。
一方の林修さんはまるで分っておらず、田中さんの発言にタジタジとなるばかりなので呆れてしまった。
無知なタレントを前に台本通りの知識のひけらかしていれば済む安易な番組とは異なり、優れた読み手とガチンコで対決する番組だから林さんのウサン臭さが暴かれてしまっていた。
田中さんの読みが特に分かりにくいほど専門的とも言えないので、林さんの底の浅さが見えてしまったという体(テイ)だったということか。
シロウト相手の番組では広くて浅い知識でも何とかゴマカスことができても、田中さんレベルの人が相手だと林さんの無知と無恥ぶりが明かされてしまうということ。
タレントの中でも林修のウサン臭さに耐えかねていたらしいホラン千秋には目の前で否定されていたのに、嫌われていることもあらかじめ見抜いていたのだと屁理屈こいてその場をしのいでいたのは醜かったナ。
林さんのみならず、我が中野信子さんも代替可能な番組に露出し過ぎで心配なので、自粛してもらいたいと思っている。
最近また「英雄たちの選択」に復帰して、他の女性パネリストには期待できない鋭い発言で楽しませてもらっているけれど、どうせ他の番組に出るならTBS日曜朝の「サンデー・ジャポン」など西川史子を降ろして、中野さんが代りに出てくれればそれらの番組も見るのに、と期待している。
「英雄たち〜」では中野さんは脳科学という専門の立場から、同じ脳科学茂木健一郎からは聴けない面白い切り口で分析してくれるので聴く価値がある。
「5時に夢中」等おおたわふみえという女医がコメンテイターとして専門的な見地から発言していてナルホドと思うことがあるけれど、西川史子が医学的な見地から感心するほどのことを言うのを聞いたことがない。
「不幸な年増女」というイジラレ・キャラをあてがわれて衰えた姿を画面にさらしているだけで不快きわまるので、ヤツが出る番組は避けているしだい。

@ 昨日はクライマックス・シーズンの始まる日なのにヒグラシゼミを入れてしまったので、結果はゼミが終ってから知った。
予想通り日ハムも阪神も負けたけれど、今日は意外にも両チームとも勝って気持イイので書いてしまった。
明日は両方負けると思うので、笑顔ではいられないから今日を限りの書きなぐり、といった赴きでありました。