朴裕河(パク・ユ・ハ)さんの闘い  中国人研究者に対する弾圧

11月28日に簡略ながら記したパクさんの記事が見つかった(というよりジャミラの所から回ってきた。最近は新聞を読まなくなったのに溜めこんでこちらに渡さない)。
詳細は朝日新聞(11月27日)の記事を参照してもらいたい。
パクさんは漱石研究者として知られた人だが、数年前の日刊友好の書(表題は失念)を出して話題になった貴重な人で、たぶんその延長上で今度の書『帝国の慰安婦』を書いたものと思われるが、日韓のどちらにも偏らない観点から冷静に分析しているために袋叩きになっている模様。
在宅起訴されているとのことで、世宗大学教授のポストも奪われる危惧もあるという。
幸い韓国内でも日本でも「表現の自由」にも絡めてパクさんを支えようという動きがると知り、村松泰子元学長執行部の言いなりになっていた東京学芸大学の当時の教員たちより希望があると感じている。

朝日のパクさんの記事の下には、別の弾圧記事が載っていて二重に腹が立つ。
歴史問題をテーマにしたシンポジウムに参加するために訪日を予定していた中国人研究者たち12人に対し、安倍政権は入国査証(ビザ)を発給しなかったという。
中国からの招待者の中には、あの悪名高い旧日本軍の731部隊による細菌戦の犠牲者家族も含まれているという。
南京大虐殺をもみ消そうとするばかりでなく、日本がヤッチマッタ悪事は全て無かったことにしようとするアベ一賊は危険でもあり、「日本の恥」でもあるからアベ馬鹿どもとの闘いを意識的に続けなければならない。