真珠湾(と広島)問題

今日になってやっとニュース番組(TBSの「ひるおび」)で真珠湾は広島を同列ではないという議論が聞けた。
遅すぎるだろうとは感じたけれど、問題が前景化されたことは歓迎したい。
明日安倍晋三が訪れるそうなのでニュースでも取り上げたのだろうけど、当の安倍までが真珠湾と広島を一緒にできないと言ってるそうだから、ヤツもまんざら馬鹿でもないようだ(本人よりもブレインの入れ知恵なんだろうけど)。
矢代英輝さんを始めとするいつものメンバーだけでなく、元ワシントン支局長という肩書のゲストまで口を揃えて真珠湾と広島の混同を危惧していたのは、遅まきながらリッパと言っていい。
元支局長に至っては、真珠湾攻撃は世界大戦に参戦したがっていたルーズベルト大統領に強いられてものだ、という俗説(?)を強調していたので驚いたけれど(ボクもそれに近いことを記したけど)、軍事基地への攻撃と平和な市民の街である広島への攻撃(それも原爆!!!)とは全く結び付かない。
テレビでも原爆投下が「人類に対する罪」という観点が欠けていたけれど、真珠湾と広島を分けていた点では評価しておきたい。
詳しいことは以前記したので、これ以上くり返さない。