【近況】定時制高校の同窓会に行ってきたヨ  研究と教育の「二刀流」

 昨日は恒例の定時制同窓会に行ってきたヨ。ボクが2度目の担任した学年が中心となって別の学年にも声掛けしてきたけど、昨日は雨のせいもあってか他の学年からの参加はなかった。釣り部の定宿である内房の「北見」を利用しているガッツ君は1年下の学年だけど、今年は父親の逝去のために不参加。それでもボク等担任2人と卒業生8人が集まり、3時間ほど楽しく会食をした。全員が近況報告をすることとなり、口々に「1年に1度会えるのは心強い」という感想をもらしていたネ。

 ボク等担任としても卒業生たちが元気で集まってくれるのは嬉しいかぎりだけど、既に数人故人となった人もいるのは淋しいネ。その1人は病気で数年寝たまま亡くなった女性だけど、同級生同士で結婚した男の苦労(介護と仕事の両立)は以前ブログでも記したけど、彼は今度は亡母の遺産分けがもめているのでタイヘンだ。その相談のために1時間ほど早く会場に行って当事者と信頼できる同級生等に合流し、対策と彼の生活再建(介護のために仕事が中断していたので生活保護を受けていた)について話し合ってとりあえずの費用(ボクの小遣い残高の半分)を渡しておいた。相手が弁護士を立ててきたため当方も弁護士を頼まなければならなくなったけれど、その費用も何とかするからと安心させてきたヨ(小遣いだけでは無理なのでタイへン!)。

 

 研究と教育の「二刀流」を堅持して生きてきたけど、定時制では在職中は言うまでもなく辞めた後でも教育は生活指導が主になるので本人もボク等担任もタイヘンなのだ。大学の教員は己の研究だけに閉じて教育はスルーしているヤカラが多いけど(チバちゃんを除くワセダに多い)、彼らにはボクの生き方など理解の外なンだろネ。宇都宮大学にしても学大にしても、教育学部の教員は概して教育を無視していないのは例外だと思った方が実情に近いネ。ボクがブログやメールを使って卒業生たちとつながりを持続しようとしているのも、孤立して悩むことがないための模索なのだネ。