トラ刈りになった「虎狩り」発表者 &  トラになるまで呑むナ!

 比較的最近、山下真史クン(大学の後輩なので)の論を読み、昔読んだ彼の「名人伝」論とは異なり説得力を感じたのを覚えている。だから山下(とその延長上の先行)論を引っくりかえそうとしたサトマンの志は評価できても、結果がマルデダメオ(古いかナ?)なのでバツとしてトラ刈りにせざるをえない。他のレポに巻き込んだ二人の1年生もサトマンに引きずられたか、肝心がところで読みがズレてしまったのはテクストの背景が理解できなかったことが原因のようだ。その点では今の学生には難しいテクストなんだ、と改めて分かった。詳しいことはいずれ小論として指摘したいとは考えている。
 この日はパソコンが臨終を看取ったのだが、ちょうどゼミの時間に重なったので遅れて行ったら久々のイマイチ君の姿があってヨロコビ! 終わって戻ったら、我が熱狂的なファン(?)の一人であるジューシーちゃんが研究室前で待っていてくれてサイコー! (以前彼女に婚約祝いのプレゼントとしてゴム製品を用意していたら権力に没収されてしまい、そのままなので彼女に相応しい別のオモシロイ記念品を誰か教えてくれ。) 
 二人を交えて実に楽しい吞み会だった。翌日が院の授業なのでビールだけにしたり、少し早めに帰らざるを得なかったのは残念だが、同じように翌日のことを考えて酒を控えたり早めに帰ったヒトは(自分も含めて)エライ! というのは、後で聞いたら朝方まで飲み続けたアホどもがいたので。それも無断で研究室の酒を飲み干したというのだから、エヴァを盗んだ悪党を非難できない道理。客人の接待で已む無くそうしたのなら分らないでもないが、自分たちだけの盛り上がりでいつまでもダラダラ呑むのはただの酔っぱらいオヤジと同じ。若いうちから酒にダラシナイ生活を送っていると、ただのダメ人間になりそうで心配。セルフコントロールができないと「昭和ゼミ伝説のk君」のようになりかねない。ハンセイして今後気をつけるべし!
 ただツマミ欲しさに冷蔵庫(鍵を無断で使用したのもツミ)から味噌を持ち出して焼いて食ったというのは、「徒然草」に類似のエピソード(北条氏?)があるのを想起させてオシャレ。