一橋大学院授業の連絡(金曜4限)

学大院では太宰に集中、一橋大からの参加を歓迎

学大博士の大国真希の博論をテキストにして、太宰作品を10以上取り上げます。 ミドリはんをはじめ、太宰に興味のある人は積極的に参加して下さい。 テキストは2900円。 月曜2時半から研究室で生ダラでやっているので、出入りは自由です。

「丹下氏邸」の議論、「たま虫を見る」のテキスト

少人数ながら学大博士のオッチャンも参加して、充実した議論になりました(キム君が元気ないので心配)。 終了後のオッチャンの「井伏もオモシロイですね」という言葉が示すとおり、井伏テクストの奥行きが伝わるイイ議論になりました。 安原クンが言い難い…

井伏作品の追加

いわゆる処女作の「山椒魚」の次作で「借衣」というのを用意しました。 7日に配布するので、気に入ったのを選んでください。

井伏候補作品 & 安原ク〜ン!

石川さんから「たま虫を見る」「追剥の話」が推薦され、関谷から「ジョセフと女子大生」が追加されます。 多めに用意して、そこから4作ほど取り上げたいと思います。 7日には追加作品のテキストを配布します。安原クンへ 「丹下氏邸」の先行文献を、今日ミ…

10月7日からの授業

冬学期の2回目からは、井伏鱒二の作品を読んで行きます。 明日、候補作を二つ人数分持って行きます。 飛んで火に入るキッド君が、今日研究室に来たのでプリントしてもらいます。

レポート締切日

ブログに締切日を知らせることになっていたそうだけど、例のボケで失念していてゴメン! 教員が事務に出す締切が23日だったと思うけど、22日は朝から教員免許更新の授業で、23日も早朝から旅に出るので急いで提出してもらいたい。 具体的には19日(…

森敦の最後は「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」です

先週の「宇宙の樹」は逃げ腰のレポの割には健闘した印象でした(イクミちゃんを含めて)。 明日は「エリちゃん、エリちゃん、あれまぁ、サバを食ったネ?」です。 それにしても柄谷行人は本気でこの「意味の変容」を評価したのか? という疑問を抑えきれない…

次回から森敦

太宰ゼミの最後、「女の決闘」はメタフィクションなので、一橋大出身のサイコーの作家・ボッキマン太郎がきっと参加すると確信していたが、案の定現れた。このところ彼の出席率は近年になく高いが、「小説家小説」とも呼ばれるメタフィクション作品の議論に…

太宰の始まり

先週のブログで案内したから不要だろうが、念のため。 今週が「散華」で次週が「畜犬談」です。 古井の最後の作品「陽気な夜まわり」は面白いテクストながら、レジュメが予想通りに難渋していて、それがオモシロかった。 ヤス君が大胆な読みを提示したものの…

27日は「陽気な夜まわり」

レジュメは一橋大の学生は6階の資料室、学大は廊下の引き出しの中段です。 再来週から太宰で、最初は「散華」だそうです。 テキストは26日に作ってもらい、27日にもっていきます。

古井由吉は続く!

「椋鳥」は発表者二人ともそれぞれ期待通りに充実したレジュメを用意してくれたお蔭か、とてもオモシロイ議論を聴くことができました。 古井テクストの多様性を生かした二人の読みに誘われて、皆がテクストに負けないような多様な読みを提起したので、収拾で…

古井由吉をやります

学大の院生の方が多い感じだけど、場所は一橋大で固定。 他大学からの院生・学生も歓迎(関谷の許可を得てから)。 一橋大が誇る卒業生(慎太郎は恥の極致か)であるボッキマン・松波(太郎)もタマに顔を(頭ではなく)出します。 受講者の希望する作家を取…

次回(最終回)は鮎川信夫の詩

キム君が田村隆一で修論を完成し、提出しました。オツカレ! それを記念して(?)キム君に最終回の発表を勧めたところ、田村ではなく私がオススメしていた鮎川で発表するそうです。 テクストは「撃船ホテルの朝の歌」で、参加希望者はプリントを6階の資料…

1月7日の河野多恵子は「最後の時」

河野多恵子のテクストは面白い、と結構評判が良いのでよろこんでいますが、7日が「最後の時」でその次が「幸福」です。 多恵子の後は何かは未定。 エイリンは約束とおり参加して楽しんで帰ったが、ボッキマンは現れなかった。ザンネン!

明日の河野多恵子は「たたかい」です。

ブログ記載が遅れて申し訳ありませんでした。「たたかい」を安原クンが発表します。 先週の「骨の肉」はレポの小山さんの頑張りに乗せられた感じで、活発な議論ができました。 久々にまた突然ボッキマン・太郎が現れ、下ネタに反応して「盛り上が」ったこと…

17日からは河野多恵子

中川與一の最後は「髭」を石川さんが発表して括りました。すぐに終わると思ったゼミが意外に長引いたのは、レポとゼミ員の力の現れでしょうか。それにしてもコンナ作家を研究し続ける石川偉子というヒトに、改めて敬意を感じてしまいました。 17日からは河…

10日は中河与一の「髭」です

ブログ記事が上手く書けてなかったせいか、混乱しているようで申し訳ない。 明日は「髭」を専門家の石川偉子さんが発表します。 来週17日から河野多恵子が始まりますが、テキストは明日配布します。 部外者でも関谷の許可を得れば参加できます。

次は「髭」

先週はキム君が頑張り、ユニークな発表で話題提供してくれたおかげで楽しく議論ができました。 次は「髭」ですが、中川与一の次は河野多恵子です。

中川与一始まる

中河与一の研究では日本を代表する石川偉子さんの発表で「赤い薔薇」論を聴きました。なぜこんな作品を書いたか、という問題意識はごもっともながら、とりあえずの結論には説得されませんでした。確かに論じにくい作品で、中河研究はタイヘンだなという印象…

高見順、最終回は「滑稽的」

他にやりたい作品があったのだけれど、関谷の多忙のため別の作品を用意できなくて申し訳ありませぬ。 高見順の後は中河与一で、最初は「赤い薔薇」です。

5日は授業決行!

レポのミドリはん(韓イさん)から学祭で休講ですか? と聞かれので、院生が学祭で浮かれている場合じゃない! と返信しました。休講と勘違い(期待)しているヒトは授業決行の連絡を他の院生に回して下さい。 作品は「嗚呼いやなことだ」です。

高見順体験はいかが?

たぶん入りにくいヒトもいるだろうと察せられる高見順文学だけれど、魅入られたイイダ姫はともあれ、ニシムラ君はさすがに消化できていて二人の発表が議論を誘発しました。昭和十年代の作家として括られる高見や太宰、そして石川淳(や伊藤整等)が「説話体…

テキスト、その2

お約束通り、今日6階に2部届けに行きました。 前回預けた文は誰かが持って行ったけど、まだのヒトは取りに行けばあります。 欠席しがちなヒトがいるとメンドクサイのは事実。

テキスト

今日資料室に届けようと思ったのですが、学大に急いだので寄れませんでした。ゴメン! 来週の月曜に届けるつもりです。

テキスト(高見順)

明日、忘れなければ高見順のプリントを6階に預けますから、遠慮無くもらいに行って下さい。 明後日の休講を利用して、代表作の「故旧忘れ得べき」を(少しでも)読んでおくことを薦めます。 イチロー君の大好きな作品です、特にその冒頭と結末!

22日の休講を言い忘れた!

テーヘン(タイヘン)だぁ〜! 学会(日本近代文学会秋季大会)は来週かと勘違いしていたら今週末だった! だから先週の授業の時に言い忘れてしまった。 もともと学大の院試験のために出席できないと思っていたのが、学大の入試が例年の第4週から第五週にズ…

テキスト

今週から高見順に入りますが、テキスト一部を6階の資料室に預けてあります。 8日は「起承転々」(レポは西村・飯田)、15日は「嗚呼いやなことだ」です。 2回目のレポの一人は韓イさんですが、もう一人誰かやって下さい。 テキストは筑摩現代文学大系を…

賢治の次は高見順?

15日で賢治が終わりますが、すぐには中川與一が用意できないとのことなので、ツナギで高見順を考えています。 理由は韓イさんが太宰なので、文学的に近いということでもあり、私が大好きな作家の一人(他には梅崎春生など)だということもあります。 さら…

15日、宮沢賢治最終回は「毒蛾」

賢治の中川與一の希望が出てましたが、まだ始められないというので、目下検討中。

8日は「フランドン農学校の豚」

エンさん以外で参加するつもりの人はテキストをもらったと思います。 8日はベテランの石川さんがどんな賢治料理を見せるのか楽しみ。 前回の作品名は「茨梅」ではなく「茨海」の間違いでした。 レジュメは間違いなく面白い類のものでした。 (漢字の誤記は…