2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ヒグラシゼミのテキスト

遅くなって申し訳ありませんが、テキストを今日5時過ぎに届けたので、6階資料室まで取りに行って下さい。 3日が梅崎春生「庭の眺め」、5日が太宰治「トカトントン」で、両方ともすぐに読めます。 では学大の研究室で待ってます。

テキスト

8月3日と5日のテキストを廊下棚上の3段引き出しの一番下に入れてあります。 すぐに読めるものですから、お誘い合わせの上ご参加下さい。

レポート締め切り、特別処置

授業中に言い忘れましたが、欠席・遅刻がゼロに近い人(で2回発表している人)は締め切りを延長してあげます。 終期の最初の授業日に提出してもいいです。

レポート締め切り日

8月16日17時までに関谷まで(郵送可)。 ヒグラシゼミがある時に研究室に届けるのが簡単。 ヒグラシゼミに関してはブログのその項目を参照。 ヤル気があるヒトは勉強しに来なさい。 時間をタップリ与えるのは、じっくりイイものを書きなさいということ。…

ヒグラシゼミへの誘い

授業中に伝えたかどうか記憶が定かでないですが、このブログの「ヒグラシゼミ」の項目を見て参加して下さい。 3日と5日のテキストは6階の資料室が開いていれば預けておきます。 韓さん(と閻さん)が早くも参加を伝えて来ましたが、発表者も募っているの…

この夏、ヒグラシが熱い!

ヒグラシゼミとは、長期休みの間に他大学を含めて意欲的な人々が集まり、熱く議論を戦わせる伝統あるゼミです。 週2回くらい、関谷研究室でだいたい午後3時から始めますが、レポーターの都合で時間は遅くできます。 (歓迎はしませんが、どうしても午前中…

春期最後のゼミなので終期の作家決め。 お陰で参加する用も無いので、ワインを差し入れてくれたハルチンと飲みながら皆を待っていた。 そのせいか(そのせいだろ!)飲み過ぎて、例によって眠り込んでいて目が覚めたら午前2時半。 今日の収穫は何よりもミヤ…

天満クン現る

川端(「北の海から」)だけど、天満クンが参加してツッコミで刺激を与えてくれた。 金さんと宇音ちゃんが結構ガンバッたので盛り上がった、という感じかな。 来週は「再会」「過去」です。

川上弘美は手強い!

「消える」というテクストですが、レポの一人が「消える」し(後で現れた)もう一人のレポのレジュメが「消える」しで、不思議な体験をしました。さすがのサッコ君もこのテクストではレジュメが切れないという結果のようで、川上弘美の手強さが印象付けられ…

修論構想発表会(?)

修論を書く人が構想を発表する日なのだそうで、本来の授業はしませんがヒマな人は(学大からも)西村クン・韓さん・閻さんの発表を冷やかしに行きましょう! 今年は打ち上げ(呑み会)は無し、ということでヨロシク。

安吾「肝臓先生」

押野論の最終回。テクストが意外に難しかったようで、レポの一人が誤読(?)に気が付かないほどでした。語り手の(或いは安吾の)屈折した思いが理解困難だったようです。 次回は(といっても最終回)大原祐治氏の安吾論で「白痴」を読みます。『文学的記憶…

川端康成

次回の作品案内を忘れていてゴメン! 3月に修了したエイリンが29日は仕事が無いので参加したい、と言ってきたので案内をします。エイリンに限らず、ヒマになったヒトは遠慮なくいらっしゃい! というか、エイリンに倣ってヤル気を起こしなされ! 22日は…

女と○○は<量より質>!

イヤー、昨日は疲れちゃったネ。月曜は4限の講義と6時からの昭和ゼミ(いつも9時頃終わってそのまま呑み会)なんだけど、日頃からメンドーかけてる(おズボンに赤ワインもかけたこともある)先生から急ぎの仕事を仰せつかってしまい、飲み終わってからそ…

川上弘美はタイヘンだ!

ボクも初めての川上弘美のゼミですが、レポの活躍もあって何とか活発な議論ができました。それにしても最初から「惜夜記」(あたらよき)では、川上ワールド初体験のヒトにはキツかったことでしょう。ワケの分からなさでは他を絶しているのではないかと思わ…

主婦はインテリか?

古典文学専攻の栗原クンが遠慮無く叩かれましたが、すぐに妥協せずに反論しようとする姿勢は評価できました。主婦の「私」が「知識人」だというのはいただけません、笑えます。それに関わってか、関谷一郎氏の論に依拠したと言いながら、理解が十分ではなか…

井伏鱒二はオモシロイでしょ?

レポがなぜ「掛け持ち」を選んだのかと問われてましたが、実は私が吉岡クンに勧めたのです。結果としてのレジュメが示すとおり、自己「演出」という言葉が出てきたように成功でした。論じにくい作品ではありますが、議論はとっても面白くて参考になりました…

学生よ、立ち上がれ!

昨日やっと博士課程の書類のメドが立って一息いれていたら、今朝は教科書の編集委員をやっている桐原書店の電話で、ノンビリできる身分じゃないことを思い知らされたネ。教材案の提出の締め切りが過ぎていたんだネ、また。「また」と言うのはこのところ常習…

古井由吉「狐」は難しかったけど、次の川端「夢」は?

メグちゃん(?)が何故この作品を選んだかは聞かなかったけど、読みにくいテクストをレポが良くガンバッテ議論のネタを提供できたもんだ。欠席遅刻常習犯のスエヨコが意外な叩き台を提供して、叩かれながらも反論できたのは彼女なりにテクストを読み込んで…

「にい釜旅館」(館山)は最悪! (合宿案内)

にい釜、と聞けば去年の悪夢がよみがえってくるというものだネ。嫌な体験は忘れがたいものなので「合宿だ!」という代わりに「にい釜」!と叫んでみたんだネ。驚いた? というよりも気分を害した? ゴメンネ! それにしてもヒドイ旅館だったネ。 知らないヒ…

宮迫ではない!

迫クンが林さんのレジュメに「佐古」(純一郎という文芸評論家がいた)と表記され、「宮迫」の「迫」に訂正してくれとの林さんから指示があって笑えました。サッコ君自身が見違えるほどの学生に「訂正」された別人のような発表ぶりで、皆が驚きました(ヤレ…

安吾テクストの両義性

松本和也の後は押野武志という豪華リレーで安吾の「真珠」をやったのですが、やはり安吾はオモシロイけど難しいということを確認するようなゼミでした。押野論も昔の関谷論も「真珠」の両義性を指摘したのですが、レポも結局その枠から出られないツラサを語…

川端作品は出来不出来が激しい

掌の小説の「雪」でチョー短いのにレポが二人とも力作で議論沸騰。テクストの何倍も長いレジュメを用意したリューマンですが、<無意識>の捉え方が説得的でない。客人(3年前の卒業生)のヨリちゃんの指摘のとおり、語られない<母>こそが無意識なのであ…

ハルキの一発目は「踊る小人」

また連絡が遅くなって申し訳ない。昨日の昭和ゼミに卒業生が3人も酒・肴持参で参加してくれたので、ブログの更新どころではなかった次第。 ハルキをやりたい、と言った中国留学生が姿をくらました(最初の中はハルキ以外の作家ながらガンバッテいたので成長…

次はハルキです。

急いで緊急な連絡をします。次はハルキですが、レポの二人とも現れないので9日はとりあえず、「踊る小人」にしました。 乗りまくりのアイちゃんがレポなので期待できます。

古井由吉はイイな!

久しぶりに古井を読んだが、読みにくい面もありつつも(「風邪の日」)やっぱオモシロイと感じました。レポ二人とも遅れて皆に迷惑を掛けましたが、レジュメはそれほど迷惑ではなく議論を誘発しました。ただし中国留学生3人組(昔、私が「青銅」で中国不良…

「オヤジ」と呼んでる人/山田夏樹、見参/ワッシー万歳!

6月の第4土曜は学大の学会と決まっている。各パートから一人ずつの発表があるのだけれど、近代文学からはナッキー・山田(夏樹)が期待以上にスバラシイ読みを示してくれた。「中上健次と梶原一騎」を比較するという奇抜なアイデアを、説得的に展開してく…