2020-01-01から1年間の記事一覧
宇大卒のピリカから、孔明死すの記事を読んだ反応があった。 そう言えば去年の年末の釣り部には、珍しくピリカも参加したのだっけ? 去年はボクが尿管結石の痛みに襲われ、皆さんには迷惑をかけてしまったネ。今年はダイジョブだろうから、奮って参加して下…
緊急な連絡なのに「100分で名著」以外の話題について長く書き過ぎてしまった。長くなったのでいったん止めたけれど、浅野さんの著書の「あとがき」を読んでいたら、いろいろ思い浮かんだことがある。同僚の野口裕二さんには、著書をまとめる際に一緒に議…
昨日、ブログで「100分で名著」の情報を流したと思っていたら、途中まで書いたまま放置して勘違いしていた。フランスの社会学者でボクにも馴染みがないけれど、蓮實重彦さんが言及していた記憶もあってマークしていた思想家なので、月曜夜に見たヨ。常識…
プロセスは省くけど、ネモチンと電話で話すことができた! とても元気で何と再婚日の前夜だった。ということは今年、年賀状が来なかったのは、離婚したためだったということのようだ。 ともあれこのところ一番心配していた学大卒業生の状況が把握できたので…
ナオさんからメールで、原武史さんの「大正天皇」は既に読んだということと、彼には《団地》というテーマもあって本も出していると教えてくれた。そう言えば原さんのラジオ放送大学を聴いていたら、「滝山コミューン一九七四」という団地を取材した(?)本…
必見だヨ、メチャ面白い! テレビで初めて観た時は天才だと確信したネ、スゴイ才能だと思ったヨ。2人だけの芝居という共通点があるけど、20世紀を代表する傑作ベケットの「ゴドーを待ちながら」(正確には2人だけでもない)よりも笑えてベケットほど重く…
オルテガに続いて、現在読書中(というより中断中というのも多数あり)の本について記しておこうと思ったけれど、字数オーヴァーで控えたものがまずダンテの「神曲」。あまり読んだ人に出会ったことがないけど、学部時代に正宗白鳥を読んでいて何度か「神曲…
やっとオルテガの「大衆の反逆」(寺田和夫訳・中公クラシックス)を読み始めることができた。ずいぶん以前から読みたいとは思いながらも果たせず、せいぜい西部邁の「大衆への反逆」(「の」じゃなくて「への」)を拾い読みできた程度だった。振り返ればオ…
コタローがブログを読んだといって、近況の詳細をメールしてくれた。弁護士9年目だそうで、旧優生保護法の国賠償請求の弁護団に加わっているというのだから頼もしいし、コタローらしくてイイね。一般に法(律)学の研究者たちは権力に弱くて、御用学者ばか…
タマチンの近況のみならず、『青銅』を送ったのを機会に少なからぬ仲間からメールや手紙をもらっているヨ。釣りがらみで言えば、長いこと夏合宿で定宿にしていた松善の飼い犬を、コタローと名付けていたのを思い出した。そのコタローも(ネモチンと同じく)…
何と突然タマチンから長い近況報告メールが届いたヨ。去年の出版記念+生前告別式に五島列島(長崎)から参加を検討しているとメールしてきたから、わざわざ来ることもない・オレはまだ長生きするから上京することがあればその時にユックリ会おう、と返信し…
朝日新聞11月27日に、阿部和重がトランプの時代を「本格的な情報詐術時代」として論じているヨ。ボクは数冊ゲットしたまま未読の作家ながら、蓮實重彦さん始め高く評価され若い皆さんからも支持されているようなので、情報として伝えておきます。内容は…
今日はお仕事で新宿に言った帰り、デパートのレストラン街でパッチンと会食したヨ。スケバン女子だったから改めてスケパッチンと呼んでもイイけど、学大の臨床心理学の修士を出た後にお茶大博士課程に進み、昨年度博士号を取得した(今年3月)。意欲と時間…
前もってメールもらっていたのだけど、紹介した『万葉ポピュリズムを斬る』の著者・品田悦一さんが上代文学会代表理事として、イタリア学会会長・藤田道夫さんと対談した記録(たぶん一部)が朝日新聞(11月24日)に載ってる。品田さんによれば、100…
NHKBSプレミアムで予告編を見かけてとても期待していたけれど、見終ろうとしている今の印象は全然スッキリしない。いろいろなものを混同したまま進行していくので、「?」を抱いたまま納得できないまま終ろうとしている。人間が「意識」よりも遥かに大…
タローさんが明かしてくれたのだけど、エッセイにはスズキロクという漫画家(?)が「のん記出張版~豊泉堂で初めてのハリ~」という体験記を漫画に描いている。ハリ治療は誰しも初めては怖いものだろうけど、その気持がとても良く描かれている。絵が上手い…
このところやたらと三島の特集めいたものが目につくと思ったら、今日が50年前の三島事件の日だったのだネ。事件について勝手なことを言うヤカラが多い中で、島田雅彦と平野啓一郎の発言は真っ当で聴くに値する。今日のニュース番組でも、「未だに事件の意…
発表者のクリマン君が、参考文献を送ってくれた。 中川成美さんの「視覚性のなかの文学ーー江戸川乱歩「鏡地獄」の世界」という、『日本文学』(2011年4月)に掲載されたもの。 まだ読み始めたばかりだけど、いかにも中川さんらしく冒頭からベルクソン…
梶井基次郎の研究者というイメージの古閑(こが)さんが、(鹿児島純心女子大学)退職記念号を出版したので紹介したい。 目次を見て驚いたのは、寄稿している研究者がスゴイのだネ。大野祐治・押野武志・山本亮介といった面々は論文で実力十分なのは周知だし…
紹介したタローさんの本に、アトピーにも対応しているとあったので、まさか鍼灸でアトピーが? と思って質(ただ)したら以下のような説明としてくれたヨ。タローさんが信頼できる鍼灸医だということが伝わってくると思うので、コピペしておくヨ。アトピーに…
忘年会には重ならないことがハッキリしたので、日にちが決まりました。 12月19日(土)3時~(2時から変更) ヒッキ―研究室+オンライン 江戸川乱歩「鏡地獄」 発表者 クリマン君(立教大オーヴァー・ドクター) @ テキストは以下のとおりですが、詳…
前に署名だけ紹介した本をチョッと覗いてみた。面白そうなところと思って「車善七」という新聞連載小説についての叙述(評伝だから論とは記さない)を読んだのだけど、(直前の「廻る因果」という連載についての叙述と同じく)むやみと複雑なストーリーを簡…
既に補足・訂正した記憶もあるのだけど、先日のゼミで美術作品「ピエタ」の構図をボクが勘違いしていた問題だ。このところ一段と己が記憶に確信が薄れているので、ブログに記したのか誰かへの返信メールで訂正したのかが覚束ない。両方ともたくさん書いてい…
千田さんの近著を紹介していて、「山月記」論についても記すと予告しながら気付けば1ケ月、千田先生の「山月記」論を早く知りたいと期待していた学大卒の皆さんには待たせてゴメン! とは思いつつも、《一家に一冊》(殊に教員の家では)とも言うべき研究書…
とうとうビデオ機が壊れてしまったヨ。使わないと故障の元だと気をつけているので、今日は5日ぶりくらいでビデオを見て(聴いて)いたのだけれど、見終ってテープを替えようと思い取り出そうとしたら引っ掛かってしまったヨ。何とか取り出して別のテープを…
ボクが素粒子理論家について書くことなどありえない、と思うのは当然だけど別に理論を語るわけでないから安心あれ。朝日新聞の「村山斉の時空自在」という連載で、理論物理の専門である村山さんも強調していたように、小柴さんは豪快な人として印象に残って…
朝日新聞の今日の文化欄には《ウィーン・フィル「悲愴」の中の美》という見出しで、何と亀山郁夫さんが感想を寄せている。最近朝日には「寄稿」という記事が目立つのだけど、これも文字どおり依頼ではなく亀山さんが寄稿したものなのかな? だとすると意外に…
あまり結婚・出産などの慶事は記さないことにしているのだけど、行きがかり上シズカちゃんの第二子出産は心配している人もいるだろうから、皆さんにお報せします。2度目とはいえシズカちゃんのアッケない出産ぶりはスゴイ! 昨夜記したとおりに産んでしまう…
先日シズカちゃんの情報を伝えたけれど、未収録だった「ユタと不思議な仲間たち」論を読みたいと書いていたので、幸い原稿が残っていたのでメール添付で送ったらすぐに感想を記してくれた(未収録論文の一部は後書きに記してあります)。出産直前だというの…
古市が使っていた「パリピー」が、タイムリーにも朝日新聞の記事に載っていたので苦笑が洩れたネ。「リレーおぴにおん」という欄で「私の三国志」の特集をしていて、四葉夕ト(ゆうと)という作家が「孔明×パリピ クラブで着想」という見出しで書いていて、…